今回は、海洋生物資源科学科2年生の様子を紹介します。

後期から2年生も対面による講義や学生実験がスタートしました。様式は、

(A)対面を中心(ただし出席できない学生はWEBによる受講が可能)

(B)対面とWEB(オンデマンド)の交互実施

(C)WEBのみ

の3タイプで実施されました。ここでは、後期に実施された2年生のための学生実験を紹介しましょう。

学生実験は、本学科の研究室もある10号館2階の学生実験室4部屋を使用し、全て対面を中心とした(A)の様式で実施されました。

実際に今年実施された対面による学生実験の一コマです。水槽や濾過槽の原理について学んだ後(左)、上面式濾過槽やプロテインスキマー(いずれも飼育水の水質を維持する装置の一種)作りに挑戦しているものです(右)。

上の写真は魚病の診断実習風景です。病気の魚から魚病細菌を分離培養し、その種類を特定する実習です(学生達はどのような魚病細菌が感染しているか知らされていません。自分達自身で分析し、その種類の特定を目指します)。

海洋生物資源科学科に所属する2年生は、計8つの学生実験を受講することができます。内容は、分子レベルの分析からフィールド(海や河川)に出る実験まで、様々です。

2年生は、1年生の時と比較してより専門的な講義や学生実験を受講することにより、自分自身の興味や将来進みたい分野を考えるようになります。そして、3年生の時に実施される研究室選びにのぞみます。

追伸:

多くの2年生は、学業以外に、学部のサークルや水族館などのボランティア活動にも参加しています(現在、コロナの影響により、サークル活動は休止しています)。また、アルバイトを行っている学生も多くみられます。写真は、昨年(2020年11月)に都内で開催されたクジラの展示会の風景です。本学科の2年生がアルバイトで参加していました。