2019年4月4日 / 最終更新日時 : 2019年4月4日 msr-nihon-u プレスリリースカワウと種苗放流アユの季節的な栄養関係 —カワウの繁殖を支える人工物起源の食物連鎖—【准教授 高井則之】 研究成果のポイント カワウが栽培漁業の種苗放流アユにもたらす食害の実態を明らかにするため,カワウの胃内容物組成,カワウと餌生物の分布,及びその元素情報を多元的に分析し,カワウと種苗アユの「食う–食われる」の関係を調べた. […]
2019年2月25日 / 最終更新日時 : 2019年2月25日 msr-nihon-u プレスリリースアフリカのムツ属魚類と日本のムツは別種【M1 尾山輝, 准教授 糸井史朗】 研究成果のポイント 日本列島の周辺海域で漁獲されたムツ属魚類3 種(ムツ、クロムツおよび未記載種)のチトクローム c 酸化酵素サブユニット I(COI)遺伝子の塩基配列はアフリカのムツ属魚類とは大きく異なる。 日本列島近 […]
2019年2月1日 / 最終更新日時 : 2019年2月1日 msr-nihon-u プレスリリース質量分析イメージングを用いた魚肉タンパク質摂餌ラットの骨格筋脂質解析【M1 森笹瑞季, 専任講師 井上菜穂子】 研究成果のポイント ラットにスケトウダラ由来の魚肉食を摂餌させると、腓腹筋重量が顕著に増加し、筋線維が肥大化することを明らかにした。 骨格筋組織は、収縮特性・代謝特性が大きく異なる遅筋と速筋が複雑に混ざり合った組織であり […]
2018年12月21日 / 最終更新日時 : 2018年12月21日 msr-nihon-u プレスリリース飼育環境の違いはイルカの腸内細菌叢の 構成を変化させる【M2 鈴木亮彦, 准教授 鈴木美和】 研究成果のポイント 飼育環境の異なる複数飼育施設のバンドウイルカの腸内細菌叢を解析した. 飼育施設ごとに腸内細菌叢の構成は大きく異なり,餌生物の数や種,飼育形態(いけす,滅菌プール)が本種の腸内細菌叢に寄与していることが […]
2018年9月28日 / 最終更新日時 : 2018年9月28日 msr-nihon-u プレスリリース河川のアユ死亡魚から分離された 高病原性Aeromonas veronii biovar sobria【竹内 久登、准教授 間野 伸宏】 研究成果のポイント 東京都の多摩川支流域において発生した河川アユ死亡の原因を解明するため、アユ死亡魚から細菌分離および分離菌の性状解析を行った。 全てのアユ死亡魚から同一形態の細菌が分離され、それらはヒトおよび魚類の日和 […]
2018年8月19日 / 最終更新日時 : 2018年8月19日 msr-nihon-u プレスリリースクサフグはヒラムシを食べて効果的に毒化する【准教授 糸井史朗】 研究成果のポイント 野生のクサフグは小さなころから体に比較的多量の毒を保有している。 野生のクサフグ稚魚および若魚の腸内からオオツノヒラムシの DNA 配列が検出された。 無毒のクサフグ稚魚にオオツノヒラムシの幼生を与え […]
2018年8月13日 / 最終更新日時 : 2018年8月19日 msr-nihon-u プレスリリース血中低分子代謝物質の網羅解析によりイルカの代謝の特徴をあぶり出す【准教授 鈴木美和】 研究成果のポイント 海生の肉食ほ乳類であるバンドウイルカの血漿を用いて,メタボローム解析技術により血中代謝物質を網羅的に解析した.同時に陸上肉食ほ乳類であるイヌの血漿も解析し,比較した. 解析の結果,イルカとイヌで多くの […]
2018年8月8日 / 最終更新日時 : 2018年8月8日 msr-nihon-u プレスリリース坐り速度および活性化エネルギーによる冷凍すり身の品質評価【准教授 福島英登】 研究成果のポイント 冷凍すり身の品質を大きく左右する重要な要素である「坐り」反応に着目し、本反応の数値化ならびにこれら数値が品質評価指標の一つとなりうるかを検討した。 加工特性の大きく異なる3魚種、各々につき2等級の計6 […]
2018年6月11日 / 最終更新日時 : 2018年6月29日 msr-nihon-u プレスリリース第 3のムツを発見!【准教授 糸井史朗】 研究成果のポイント 九州南部から沖縄北方にかけての海域で漁獲されたムツ属魚類で、耳石重量の体長に対する比が異なる2 群が検出された。 これらムツ属魚類の種を判別するためmtDNA の塩基配列を解析したところ、ムツおよびク […]
2018年6月4日 / 最終更新日時 : 2018年6月29日 msr-nihon-u プレスリリースタグの’2%ルール’はさまざまなサイズの魚に適応できるのか?【専任講師 牧口祐也】 研究成果のポイント バイオロギング・バイオテレメトリー手法におけるタグの装着重量割合(魚体重に対するタグ重量比)は2%以下が望ましいと言われて来たが、定量的な研究は皆無であり2%には根拠がなかった。 タグ重量比(0.7- […]