琉球列島のフグ毒保有魚の毒化にツノヒラムシ属ヒラムシが関与する【D3 上田紘之, 教授 糸井史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2024/04/Marine-Biotechnology-150x150.png)
研究成果のポイント・有毒 ツノ ヒラムシ種の TTX類の組成 は互いに類似していたが、無毒ツノヒラムシ種からは TTX類は検 出されなかった。・TTX類の 組成の違い はミトコン...
続きを読む長期にわたるPITタグシステムを用いたニホンザリガニの移動パターンの解明【准教授 牧口 祐也】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2024/04/Hydrobiologia-150x150.png)
研究成果のポイント・ニホンザリガニの移動パターンが初めて長期的に追跡され、季節性と体サイズ依存性が明らかになった・ニホンザリガニは主に上流に移動し、その移動距離は...
続きを読むサケは体の大きい個体を好む(B4関恭佑(現北大D1),准教授 牧口祐也)
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2024/03/名称未設定のデザイン-150x150.png)
研究成果のポイント・サケのオスが行う求愛行動は,メスの産卵が近づくにつれて変化することが示唆された.・サケは雌雄ともに体サイズの大きい個体を好んでいることが示唆された.原...
続きを読む質量分析イメージングによるサンゴ枝に共生する微細藻類の分子局在の評価【M2 佐々木 周大,准教授 井上 菜穂子】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2024/03/MarineBiotechnology-150x150.png)
研究成果のポイント・硬い骨格を有する成体サンゴ組織の質量分析イメージング用凍結切片作製に成功した。・質量分析イメージングによる代謝物の可視化によって、サンゴと褐虫...
続きを読む真骨魚類における抗原特異的抗体の産生応答活性化部位や産生メカニズムを解明【助教 柴﨑 康宏】
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研究成果のポイント・感染や抗原刺激の際に、抗原の捕捉の場として知られる脾臓のメラノマクロファージセンター(MMC)において、B細胞とヘルパーT細胞が活発に増殖することを発...
続きを読むシャコガイはリンのない膜脂質を褐虫藻から借りて利用する【准教授 井上 菜穂子】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2023/08/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5-150x150.jpg)
研究成果のポイント・ヒメジャコガイの組織に褐虫藻特有の膜脂質DGCCが分布することを発見・シャコガイは褐虫藻からDGCCを受け取り自らの膜脂質に変換・利用する...
続きを読む養殖ヒラメに偽オスが存在することを証明した【M2 前川茉莉, 准教授 澤山英太郎】
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研究成果のポイント・ヒラメはオスよりもメスの方が高成長を示すことから、メスのみを養殖する全雌生産が求められており、遺伝的性判別技術の開発が急務とされている。・性染色体上の一塩基多...
続きを読む日本産ヤツバカワリギンチャク上科における1新科1新属4新種の発表について【専任講師 藤井琢磨】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2023/06/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5-1-150x150.jpg)
研究成果のポイント・主に深海に生息するイソギンチャク目の一群、ヤツバカワリギンチャク上科Actinernoideaが日本近海に11種分布することを明らかにした。この種多様性は世界...
続きを読む養殖マダイの尾鰭の形と細菌叢【准教授 澤山英太郎】
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研究成果のポイント・養殖マダイの尾鰭は天然魚と比べると黒ずみ、辺縁部が欠けている個体(欠損個体)が多く見られるが、その一方で尾鰭の形が綺麗に保たれている個体(正常個体)も存在する...
続きを読む新規な捕食者が誘導するネッタイツメガエル幼生の脳内ヘモグロビンと生理的変化による表現系の可塑性【教授 森 司】
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研究成果のポイントこの論文は4年前に修士課程課程を卒業した町田君の修士論文のデーターに、私のデーターを加えて論文にしたものです。しかし、この研究のスタートは2014年3月に卒業し...
続きを読むフグ類におけるTTX類の組成の地域差とその起源について【伊藤正晟、教授糸井史朗】
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研究成果のポイント・日本各地で採取されたフグ類稚魚は5,6,11-trideoxyTTXよりもTTXを高濃度に保有していた。・フグ類稚魚の消化管内容物からオオツノヒラムシのCOI...
続きを読む世界初、サンゴの黒帯病の決定因子を解明 台湾と日大が共同研究(和田直久氏(現東京大学),間野伸宏准教授)
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本学で博士号を取得した和田直久氏(現東京大学)によるサンゴの黒帯病(black band disease: BBD)に関する研究成果が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)...
続きを読む産卵に参加しているクサフグにおけるTTX類の濃度【M2 浅野真希, 教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント・クサフグ産卵個体群のTTX類の濃度には地域差が認められ 、その局在は雌雄差が顕著であった。・クサフグのオス は TTXを皮膚と肝臓に、5,6,11-tride...
続きを読むサンゴの卵・精子におけるユニークな脂質分布を可視化【准教授 井上 菜穂子】
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研究成果のポイント・石垣島近海に広く生息するミドリイシサンゴAcropora tenuisの卵・精子における特徴的な脂質組成を明らかにした。・サンゴを人工的に産卵...
続きを読むイタヤガイ類はフグ毒 TTXを保有しやすい【M2 安川詩乃,教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント・イタヤガイ類が TTXを保有しやすいことが分かった・アカザラガイ類はEFSAが定める出荷規制基準値を超える高濃度の個体が確認された・三陸沿岸のアカザラガイのT...
続きを読む日本沿岸域に形態が違う2タイプのカマイルカ集団が生息していることを遺伝学的に立証【教授 鈴木美和】
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研究成果のポイント・水族館でよく見られるカマイルカ(Lagenorhynchus obliquidens)について,水族館スタッフや漁師の間では,昔から「日本沿岸には見た...
続きを読むオオツノヒラムシは保有するフグ毒の役割を性成熟に伴い変化させている【D3 尾山 輝, 教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント・オオツノヒラムシは性成熟に伴い保有するフグ毒とその関連化合物の局在を変化させた。・オオツノヒラムシが保有するフグ毒と関連化合物は局所的に存在し...
続きを読む半野生魚の幼魚は養殖魚に比べて代謝率が高い【准教授 牧口 祐也】
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研究成果のポイント・サクラマス幼魚の代謝と遊泳能力を半野生魚と養殖魚で比較した。・安静時代謝、最大遊泳能力代謝および遊泳効率が最大になる速度が半野生魚で高かった。...
続きを読む共同研究の成果が科学雑誌Nature Chemistryに掲載されました【助教 周防 玲】
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周防助教がスイス連邦工科大学チューリッヒ校、Merck & Co、東京大学、理化学研究所らの研究グループと実施した共同研究の成果が『Nature Chemistr...
続きを読むオオツノヒラムシPlanocera multitentaculataに含まれるフグ毒関連成分を同定 【助教 周防玲, 教授 糸井 史朗】
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研究成果のポイント・三浦半島葉山沿岸で採取したオオツノヒラムシPlanocera multitentaculataとその卵に含まれる主要なフグ毒関連成分を同定した。...
続きを読むメダカを海水に順応させると精子が海水中で動くようになる【准教授 澤山英太郎】
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研究成果のポイント・メダカは淡水魚であり海水中では精子が運動せず、受精はしないと考えられていた。・瀬戸内海しまなみ地域の汽水池にメダカ(海棲メダカ)が大量に生息していることを見か...
続きを読む成長ホルモン遺伝子組み換えアマゴの母系遺伝で起こるエネルギー生産の場であるミトコンドリアND1の新規な遺伝子変異【教授 森 司】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2022/04/sr-150x150.png)
研究成果のポイント・成長ホルモン(GH) 組換え遺伝子を持った卵と精子を掛け合わせたGH遺伝子組換えホモ個体とGH組換え遺伝子を持った卵と遺伝子組換え体でないワイルドタイ...
続きを読む各種飼育条件下(昇温ストレス・細菌感染・免疫賦活剤投与)におけるヒラメ粘膜組織中のヘモグロビン β 遺伝子発現の変化を解析【D3 森美里, 准教授 間野 伸宏】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2022/03/Fish-Shellfish-Immunology-Reports-150x150.jpg)
研究成果のポイント ・ 粘膜組織中に存在するヘモグロビンβ (Hbβ)の生理学的・免疫学的役割の情報を得ることを目的として、各種飼育条件下でのHbβ 遺伝子発現動態をリアル...
続きを読むオキナワフグおよびツムギハゼ稚魚のテトロドトキシン保有量と類縁化合物組成は種間および個体群間で異なる【M1 伊藤正晟, 教授 糸井史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2022/02/toxins-2.png)
研究成果のポイント・ オキナワフグおよびツムギハゼは TTX およびその類縁化合物の 5,6,11-trideoxyTTX を保有していた。・ TTX および5,6,11...
続きを読む養殖マダイの主要組織適合遺伝子複合体IIβの遺伝的多様性とペプチド結合溝の特性【専任講師 澤山英太郎】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/05/aquaculture-150x150.jpg)
マダイイリドウイルス(RSIV)はマダイ養殖に被害をおよぼすウイルスであり、これまでにワクチンや耐病性系統の作出が行われてきました。我々は耐病性系統の開発に成功し、また、遺伝子...
続きを読むAkt/mTORシグナル伝達経路を介した骨格筋肥大を誘発する【森笹瑞季、准教授 井上菜穂子】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2022/01/pub_cover_jnsv-140x150.jpg)
研究成果のポイント・ロコモティブシンドロームの予防・治療法の確立を目指した栄養学的アプローチとして、魚肉タンパク質(APP)食を摂餌させ筋肥大を誘発する動物モデルを作出した。・A...
続きを読むエドワジエラ・イクタルリ感染症による河川アユ死亡を誘発する環境要因【竹内 久登、准教授 間野 伸宏】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2021/09/jfd.v44.1.cover_-150x150.jpg)
水圏生物病理学研究室が、東京都島しょ農林水産総合センターとの共同研究として5年間にわたり取り組んできた、河川におけるエドワジエラ・イクタルリ感染症の発生要因研究が、Journal...
続きを読むD3喜納泰斗君のアカエイ子宮乳成分に関する論文が雑誌の表紙を飾りました
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2021/08/KIna-et-al-JFB-2021-cover-1-150x150.jpg)
研究成果のポイント・アカエイを含む子宮乳型板鰓類は,子宮から乳様物質を分泌し、胎仔に与えると言われている。子宮乳の役割と胎仔の発達段階によるその変化を明らかにすることを目...
続きを読む不運動が引き起こす骨格筋の脂質蓄積メカニズムの解明【M2 木村 圭佑, 准教授 井上 菜穂子】
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研究成果のポイント・ラットの廃用性筋萎縮モデルを作出し、骨格筋中の代謝物の解析を行った。・不運動に伴い中性脂質が蓄積していく理由として、リパーゼの発現が低下するこ...
続きを読む海産二枚貝類のフグ毒による毒化には有毒ツノヒラムシ類の幼生が関与している(M2 岡部泰基, 教授 糸井史朗)
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研究成果のポイント・ アカザラガイは、高濃度のフグ毒(TTX)を保有していた。・ フグ毒は、アカザラガイの中腸腺からのみ検出された。・ 有毒ヒラムシのCOI 遺伝子がアカ...
続きを読む北関東地域で分離された伝染性造血器壊死症ウイルス(IHNV)の遺伝的系統の変遷【研究員 難波亜紀、准教授 間野伸宏】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2021/07/507537c33b3ff6fb044672674afc2080-150x150.jpg)
研究成果のポイント1970年代にニジマスの卵と共にアメリカから日本へ侵入したIHNVは、現在、複数のlineage(系統)が確認されているが、各系統の時代的変遷は不明であ...
続きを読むマダイの体色異常(透明化)を引き起こす原因遺伝子変異を特定した【専任講師 澤山英太郎】
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研究成果のポイント・ 養殖マダイは生産に使用する親の数が限られていることから、近親交配が進んでいる。・ 近親交配により遺伝的多様性が低下し、劣性有害遺伝子の顕在化が生じて...
続きを読む高濃度アスコルビン酸を経口投与したヒラメ皮膚粘液中で増加する免疫因子を特定【D3 森美里、准教授 間野伸宏】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2021/04/Fish-and-Shellfish-Immunology.gif)
研究成果のポイント・免疫賦活剤の経口投与が魚類の皮膚組織の自然免疫に及ぼす影響解明を目的として、高濃度のアスコルビン酸を与えたヒラメ皮膚粘液中で増加する免疫因子を特定した...
続きを読む約半世紀にわたる成長選抜育種により養殖マダイではどのような遺伝子が固定されてきたのか【専任講師 澤山英太郎】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2021/02/6bc21c3fc31662fcb84734d959703d84-cover-150x150.jpg)
研究成果のポイント・養殖マダイは長年、成長や耐病性を指標とした選抜育種が行われてきたため、選抜育種により成長や免疫に関係する遺伝子変異が固定されている可能性がある。・...
続きを読む遊泳しているマス(サケ科魚類)の脳内から神経細胞活動を無線で計測する手法を開発【専任講師 牧口祐也】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2021/02/animal_biotelemetry-150x150.png)
研究成果のポイント・遊泳するサケ科魚類の脳内から無線で神経細胞活動を計測する手法を開発・マス(サケ科魚類)の終脳には頭が向いている方向に反応する細胞が存在する...
続きを読む吸盤亜目ヒラムシProsthiostomum trilineatumに、高濃度のフグ毒が含まれていることを発見【助手 周防 玲、教授 糸井 史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2018/04/2358c5b675ba3d8fecec9b24c05558a3-150x140.png)
研究成果のポイント・三浦半島葉山沿岸で採取した吸盤亜目ヒラムシProsthiostomum trilineatum(ミスジホソヒラムシ)からフグ毒とフグ毒関連化合物が検出...
続きを読むイルカの血清アルブミンは定説では説明できない抗酸化能の高さを示す【教授 鈴木 美和】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/11/physiology290x290-150x150.jpg)
研究成果のポイントイルカの血清アルブミン(以下SA)では,他の哺乳類SAにおいて主たるラジカルスカベンジャーとして働くフリーのシステイン(34Cys)がセリンに置換さ...
続きを読む神奈川県に生息する在来ヤマメ・アマゴ個体群の遺伝学的および形態学的特徴 【M2 岡部泰基、教授 糸井史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/10/unnamed-150x150.jpg)
研究成果のポイント放流が盛んになる以前 に相模川水系および酒匂川水系で 記録されていた ヤマメとアマゴの中間的な特徴をもつ個体が採集された 。ミトコンドリア DNA...
続きを読む養殖マダイ種苗のミオスタチン遺伝子変異と成長【専任講師 澤山 英太郎】
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研究成果のポイント養殖マダイは高成長であることが求められるが、筋肉の成長を制御する遺伝子であるミオスタチン遺伝子の多型や成長との関連については調べられていなかった。...
続きを読む飼育下アンティルマナティの糞便内細菌叢【D2 鈴木亮彦、教授 鈴木美和】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/09/m_cover-150x150.png)
研究成果のポイント国内飼育下アンティルマナティTrichechus manatus manatusの糞便内細菌叢を明らかにした.細菌属レベルでの細菌叢組成では,セル...
続きを読む無吸盤亜目ヒラムシ類におけるフグ毒の分類学的分布 【B4 柏谷真保, 教授 糸井史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/06/mb-150x150.png)
研究成果のポイント三浦半島葉山沿岸で採取した無吸盤亜目ヒラムシ類におけるフグ毒の保有状況を調べた。フグ毒を保有しているのは、ツノヒラムシ属の特定のグループのみであっ...
続きを読む魚肉の新規鮮度評価手法の確立と介護食への応用 -生化学的な指標による鮮度測定- 【M2 森笹 瑞季,准教授 井上 菜穂子】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/04/foods-150x118.png)
研究成果のポイント魚肉の鮮度を左右する生化学的な指標を確立するため、魚肉の硬化(ホルムアルデヒド添加)及び軟化(プロテアーゼ処理)の二つのモデルを作出した。魚肉の鮮...
続きを読むフグ毒保有魚は、有毒ヒラムシの幼生を摂餌して毒化する【准教授 糸井史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/02/Chemosphere-150x150.jpg)
研究成果のポイント石垣島および西表島のオキナワフグとツムギハゼの稚魚はフグ毒(TTX)を保有していた。これらフグ毒保有魚の消化管内容物の COI 遺伝子配列が有毒ヒ...
続きを読む沖縄県石垣島産Symploca属海洋シアノバクテリアから 新規化合物を発見 【助手 周防 玲】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/02/log-150x100.png)
研究成果のポイント石垣島で採取された海洋シアノバクテリアから、9残基のアミノ酸から構成される新規鎖状ペプチドを発見し、heptavalinamide Aと命名した。...
続きを読む有毒ヒラムシ 2 種のフグ毒保有量の違い【准教授 糸井史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/01/1-s2.0-S0041010119X00185-cov150h.gif)
研究成果のポイント葉山では、オオツノヒラムシの資源量がツノヒラムシよりも多い。オオツノヒラムシは、ツノヒラムシよりも有意に大きい。ツノヒラムシ属のフグ毒の濃度は多...
続きを読むサンゴ礁の強烈な紫外線にさらされるシャコガイの巧みな日焼け防止メカニズム 【専任講師 井上 菜穂子】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2020/01/SRlogo-150x150.png)
研究成果のポイントサンゴ礁の浅瀬で強烈な紫外線に曝されるシャコガイは10種以上のサンスクリーン物質であるマイコスポリンアミノ酸を保有するマイコスポリンアミノ酸が組織...
続きを読む養殖が盛んな愛媛県宇和島周辺海域には 養殖生簀から逃げ出した野良マダイがたくさん生息し 天然マダイと交雑もしている 【専任講師 澤山 英太郎】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/12/Aquatic_Living_Resources-120x150.jpg)
研究成果のポイントマダイ養殖が盛んな海域では、養殖個体が逃げ出している可能性がある(野良マダイ)DNA多型マーカー(マイクロサテライトDNA)を用いて、天然採集個体...
続きを読むマダイの体色異常形質を識別可能な 一塩基多型DNAマーカーの開発とマッピング 【専任講師 澤山 英太郎】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/09/marinebitech-150x150.jpg)
研究成果のポイントマダイの人工種苗生産では遺伝的形態異常の出現が問題となっており、養殖集団から有害因子を積極的に取り除く必要がある。遺伝的形態異常の一つである体色...
続きを読むクサフグは毒を獲得するためにヒラムシの有毒卵を食べる【M1 岡部泰基, 准教授 糸井史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/07/toxins-150x150.png)
研究成果のポイントオオツノヒラムシは潮間帯の転石の裏に高濃度の TTX を含む卵塊を産み付けた。クサフグはTTX を含むオオツノヒラムシの卵塊を摂餌し、毒化した。...
続きを読む深海熱水噴出域および非熱水域に生息する無脊椎動物のタウリン関連化合物および遊離アミノ酸量【専任講師 小糸智子】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/05/Marine_Biology-150x150.jpg)
研究成果のポイント・熱水噴出域および非熱水域に生息する多毛類および甲殻類のタウリン関連化合物(タウリン、ヒポタウリン、チオタウリン)と遊離アミノ酸を定量した・既往...
続きを読むマダイイリドウイルス病(RSIVD)に耐性を持つ 養殖マダイ系統を開発した 【専任講師 澤山英太郎】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/05/aquaculture-150x150.jpg)
研究成果のポイント マダイ養殖で問題となるマダイイリドウイルス病に抵抗性を持つ養殖系統を開発した. 耐性系統は一般的に生産されている養殖種苗よりも高い生残率を示した...
続きを読むカワウと種苗放流アユの季節的な栄養関係 —カワウの繁殖を支える人工物起源の食物連鎖—【准教授 高井則之】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/04/cover-150x150.jpg)
研究成果のポイント カワウが栽培漁業の種苗放流アユにもたらす食害の実態を明らかにするため,カワウの胃内容物組成,カワウと餌生物の分布,及びその元素情報を多元的に分析し,カ...
続きを読むアフリカのムツ属魚類と日本のムツは別種【M1 尾山輝, 准教授 糸井史朗】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/02/Mitochondrial-DNA-Part-B-150x150.jpg)
研究成果のポイント日本列島の周辺海域で漁獲されたムツ属魚類3 種(ムツ、クロムツおよび未記載種)のチトクローム c 酸化酵素サブユニット I(COI)遺伝子の塩基配列はア...
続きを読む質量分析イメージングを用いた魚肉タンパク質摂餌ラットの骨格筋脂質解析【M1 森笹瑞季, 専任講師 井上菜穂子】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2019/02/jos_63_2-130x150.jpg)
研究成果のポイントラットにスケトウダラ由来の魚肉食を摂餌させると、腓腹筋重量が顕著に増加し、筋線維が肥大化することを明らかにした。骨格筋組織は、収縮特性・代謝特性が大...
続きを読む飼育環境の違いはイルカの腸内細菌叢の 構成を変化させる【M2 鈴木亮彦, 准教授 鈴木美和】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2018/12/Journal-oapplied-microbiology-150x150.jpg)
研究成果のポイント 飼育環境の異なる複数飼育施設のバンドウイルカの腸内細菌叢を解析した. 飼育施設ごとに腸内細菌叢の構成は大きく...
続きを読む河川のアユ死亡魚から分離された 高病原性Aeromonas veronii biovar sobria【竹内 久登、准教授 間野 伸宏】
![](http://www.msr-nihon-university.org/wp-content/uploads/2018/09/Fish-Pathology-150x150.jpg)
研究成果のポイント 東京都の多摩川支流域において発生した河川アユ死亡の原因を解明するため、アユ死亡魚から細菌分離および分離菌の...
続きを読むクサフグはヒラムシを食べて効果的に毒化する【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント 野生のクサフグは小さなころから体に比較的多量の毒を保有している。 野生のクサフグ稚魚および若魚の腸内からオオツノヒラムシの DNA ...
続きを読む血中低分子代謝物質の網羅解析により イルカの代謝の特徴をあぶり出す【准教授 鈴木美和】
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研究成果のポイント 海生の肉食ほ乳類であるバンドウイルカの血漿を用いて,メタボローム解析技術により血中代謝物質を網羅的に解析した.同時に陸上肉食ほ乳...
続きを読む坐り速度および活性化エネルギーによる冷凍すり身の品質評価【准教授 福島英登】
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研究成果のポイント 冷凍すり身の品質を大きく左右する重要な要素である「坐り」反応に着目し、本反応の数値化ならびにこれら数値が品質評価指標の一つとなりう...
続きを読む第3 のムツを発見!【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント 九州南部から沖縄北方にかけての海域で漁獲されたムツ属魚類で、耳石重量の体長に対する比が異なる2 群が検出された。 これらムツ...
続きを読むタグの’2%ルール’はさまざまなサイズの魚に適応できるのか?【専任講師 牧口祐也】
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研究成果のポイント バイオロギング・バイオテレメトリー手法におけるタグの装着重量割合(魚体重に対するタグ重量比)は2%以下が望ましいと言われて来たが、...
続きを読むイルカは潜水時にノルアドレナリンを分泌して末梢血管を収縮させ,酸素を節約する【准教授 鈴木美和】
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研究成果のポイント ミナミバンドウイルカを用いて,潜水時に血管収縮を引き起こすホルモンを探索した.その結果,ノルアドレナリンが候補物質として特定された...
続きを読む母親由来の毒がフグの赤ちゃんを守る!【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント 野生のクサフグ親魚は有毒の赤ちゃんフグを、養殖親魚は無毒の赤ちゃんフグを産んだ。 フグ毒は、有毒の赤ちゃんフグの体表でのみ観...
続きを読むイルカは寒い時期になると代謝を下げて 脂肪を貯め,寒さをしのぐ【准教授 鈴木美和】
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研究成果のポイント 年間の気温差が著しい和歌山県と,差の少ない沖縄県で各々飼育されているバンドウイルカを用いて,血中の甲状腺ホルモン濃度と...
続きを読むサケ雄は雌の大きさに応じて精子量を配分する【専任講師 牧口祐也】
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研究成果のポイント サケ雄が雌の大きさによって放精量を変えているのかをバイオロギング手法を使って調べた 放精時における振動時間を加速度データロガ...
続きを読む鯨類だけが作る新しい水チャネルの発見【准教授 鈴木美和】
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研究成果のポイント 海にすむクジラ・イルカの仲間が,独自に進化の過程で作り出した水チャネル(“新アクアポリン”)を発見した. 新規アクアポリンは...
続きを読むCoral Disease in Japan (日本におけるサンゴの病気) 【研究員 和田 直久・准教授 間野 伸宏】
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研究成果のポイント これまで日本で報告されたサンゴの病気研究について俯瞰した総説である。 本総説は、これまで得られた我が国におけるサンゴの病気について、行政...
続きを読む琉球列島で採取したフグ毒保有ヒラムシ 【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント 沖縄で採取したツノヒラムシ属の特徴を有するヒラムシから多量のフグ毒が検出された。 このヒラムシの形態は、既報の Planoc...
続きを読む分子系統学的手法学的手法にもとづくヒラムシ類の系統分類【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント 種々のヒラムシを形態学的特徴にもとづき分類し、分子系統解析の結果と比較した。 ヒラムシ類の分子系統は形態学的特徴にもとづく系...
続きを読むサクラマスの残留型は降海型に比べて速く泳ぐ精子を持っている【専任講師 牧口祐也】
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研究成果のポイント 降海型に比べ、残留型の精子速度・精子運動性は河川水中で高いが、体腔液中では差がみられなかった 降海型の精子速度・精子運動性・...
続きを読む海辺の生物も津波に「負げねぞ!」-海産巻貝ホソウミニナでの研究成果【助教 中井静子-共同研究】
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研究成果のポイント 海洋生物資源科学科 中井静子助教 が参加したプロジェクトの研究成果がNature系科学誌「Scientific Reports」に...
続きを読むオオツノヒラムシにおけるフグ毒の季節変化【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント オオツノヒラムシにおけるフグ毒の濃度は、産卵期とその他で違いなかった。 オオツノヒラムシ1個体あたりのフグ毒量は産卵期に多か...
続きを読むフグ 毒はフグの仲間で融通されている【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント クサフグの腸管内からヒガンフグの卵が大量に検出された。 無毒のトラフグは有毒卵を食べて速やかに毒化した。 クサフグは、...
続きを読む絶食中のゾウアザラシ新生児の血糖維持機構 —インシュリン抵抗性の発生メカニズムに迫る—【准教授 鈴木美和】
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研究成果のポイント カリフォルニア大学への派遣研究中に行なったキタゾウアザラシの絶食に関する研究で成果を得た. キタゾウアザラシの新生児において...
続きを読む分離源の異なる乳酸菌の胆汁耐性の多様性【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント 乳酸菌Lactococcus lactis subsp. lactisの胆汁酸耐性は、乳酸菌株の分離源によって異なった。 海...
続きを読むハマグリは海洋性海洋性乳酸菌の宝庫【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント 茨城県鹿島灘産のハマグリ腸内容物から海洋性乳酸菌を分離した。 分離された乳酸菌は分離された乳酸菌は、Lactobacillu...
続きを読むフグの赤ちゃんは母親由来のTTXによって守られている【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント 捕食者(ヒラメ、スズキ、メジナ、イソギンポなどの稚魚)は、フグの仔魚をくわえると、瞬時に吐き出した。 フグの仔魚が保有するT...
続きを読む赤潮をつくる夜光虫って良い奴、悪い奴?その役割は? 【准教授 荒功一】
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研究成果のポイント 夜光虫は海水中よりも数十~百万倍(平均数百~数万倍)濃度が高い栄養塩類を細胞内に再生・蓄積し、夜光虫の細胞内栄養塩類含有量は現場海水中に潜在的...
続きを読むトビウオの飛翔行動を直接計測することに初めて成功 【助教 牧口祐也】
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研究成果のポイント 超小型加速度計(マイクロデータロガー)をトビウオに取り付けて、その飛翔行動を室内水槽初めて直接計測し、トビウオが水面から飛び出る瞬...
続きを読む日本産ムツ属魚類3種を判別可能なPCR-RFLP分析法【准教授 糸井史朗】
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研究成果のポイント日本列島周辺海域のムツ属魚類3種を判別可能なPCR-RFLP法を開発した。新手法は、3種のcytochrome b遺伝子配列の違いを検出し、高確率...
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