研究成果のポイント
・安定同位体比分析により、野生の オオ ツノヒラムシが イシダタミ などの巻貝やヒザラガイ類を主な餌としていることを特定しました 。
・無毒な餌のみを長期間与えて飼育した ヒラムシの 個体からも高濃度の毒が検出され、餌の毒性の有無に関わらず体内に毒を蓄積できることが判明しました 。
・毒の起源は単純な生物濃縮ではなく、共生細菌が関与する内部プロセスや、餌の成分を原料とした体内での合成・変換の可能性が示唆されました。
・ヒラムシが クサフグ等へ の 重要な TTXの 中間供給源であることが示され、捕食頻度は低くとも高濃度の毒を持つ本種がフグの毒化に大きく寄与しています 。
