研究成果のポイント

・養殖マダイは長年、成長や耐病性を指標とした選抜育種が行われてきたため、選抜育種により成長や免疫に関係する遺伝子変異が固定されている可能性がある。

・成長や免疫に関係する遺伝子を単離・探索し、遺伝子内や近傍に存在するマイクロサテライト DNA マーカーを開発し、天然集団の遺伝子多型と比較することで、選抜育種の影響を受けたと思われる遺伝子を探索した。

・成長ホルモン遺伝子、インスリン様成長因子-I、αアクチン、甲状腺ホルモン受容体βにおいて、選抜を受けた痕跡が検出された。


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DOI: doi.org/10.1111/jai.14184

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